【レポート】2/27『フォロー・ミー』埼玉上映会にて、周防正行監督のトークショーが開催!

「みんなの上映会」が上映権をアレンジしました、名匠キャロル・リード監督によるロマンティック・ラブストーリー『フォロー・ミー』の彩の国シネマスタジオによる上映会が、2/27(水)、2/28(木)に埼玉会館で開催されました。

2/27(水)14:30上映回の終了時には、同作の大ファンとして知られる『Shall we ダンス?』の周防正行監督が登壇し、アフター・トークを繰り広げました。

き日に何の情報もないままに出会った作品だったことで、かえって大きな感銘を受けたこと。また本作のメインキャラクターが『Shall we ダンス?』の探偵キャラクターに大きく影響したことを披露。さらにDVD化もされず「観たいのに観られない」という状況にあったことを当時もどかしく感じていた周防監督が、同様に「観たい」という友人たちと一緒にファンドを結成。劇場上映権の獲得(2010年の「午前十時の映画祭」で上映)に加え、世界初となったDVDソフト化を実現させたという裏話を明かしてくれました。

周防監督は、「何にも知らないで観たら、とても良かったんです」と『フォロー・ミー』との出会いを振り返り、映画のストーリーがラスト直前まで説明されかねない情報過多な現在にあって、まったく内容に触れないまま映画を鑑賞する尊さを解説。現在製作中の新作『カツベン!』(東映配給・本年12月公開予定)は、「ぜひ僕を信じて、情報を取らずに観てほしい」とアピールしました。

シニア層を中心に客席を埋めた皆さんも、映画本編はもちろん、トークショーにも大いに満足くださったようです!