良質な作品を数多く配給するミモザ・フィルムズ様の最新作『大いなる沈黙へ─グランド・シャルトルーズ修道院』『母の身終い』の自主上映会の受付をスタートいたしました。
『大いなる沈黙へ─グランド・シャルトルーズ修道院』
グランド・シャルトルーズはフランスアルプス山脈に建つ伝説的な修道院。
これまで内部が明かされたことはなかった。
1984年に撮影を申請、16年後に扉が開かれる。
差し出された条件は音楽なし、ナレーションなし、証明なし、中に入れるのは監督一人のみ。
そして5年後、完成した映画は大きな反響を巻き起こす。
『母の身終い』
年老いた母の家に転がり込んだ刑務所帰りの男。折り目正しい生活を送る母とは何かとぶつかり合う。
自らの病が重いことを知り、自分らしく人生を終えたいと願う母は、究極の選択を決心する。
『愛されるために、ここにいる』のステファヌ・ブリゼ監督がメガホンを取り、長年にわたって折り合いが悪く、互いにきちんと向き合ったことがない母と息子が過ごす最後の時間を静かに紡ぐ。
尊厳死を望む母親の決断に苦悩する息子役に、『すべて彼女のために』などのヴァンサン・ランドン、厳格な母親を舞台でも活躍する『人生は長く静かな河』のエレーヌ・ヴァンサンが演じる。