四つのいのち

人間、動物、植物、炭。サークルを描き続ける、オーガニックな生命たち。南イタリア カラブリア地方の山の村から届いた愛らしくて壮大なドラマ。第63回カンヌ国際映画祭 監督週間 最優秀ヨーロッパ映画賞受賞。
※バリアフリー上映未対応(バリアフリー上映用の素材はご提供できません)



(何でもお気軽にお問い合わせください)

金額

基本料金:50,000円
【上映料について】
50,000円(1名につき500円×100人相当)を基本料金として申し受けます。また、入場者が100名を超えた場合には、101名様より「1人につき500円」を追加でご請求させていただきます。
※表示価格は税抜です。
【ご精算】
上映後に観客動員数レポートをご提出いただき、それに基づく請求書(基本料金+追加がある場合は追加上映料金)を発行させていただきます。
※チラシ、ポスターの印刷費用の半額については、事前にご連絡・ご確認いただければ、上記精算額から控除する対象となります。

商品説明

ストーリー

南イタリア・カラブリア州の山深い地方。老いた牧夫が山羊の世話をし、教会を訪れ、毎晩薬代わりに教会の床の埃を水に溶いて飲み、眠りに就く……。長い間、変わることなくそんな暮らしをしていた牧夫も、やがて死んでいく。

仔山羊が誕生する。仔山羊は最初の一歩を踏み出すが、群れに遅れ、森で溝にはまってしまう。上がることができず、助けを求めて鳴くが、牧羊犬にも誰にも、その声は届かない。群れは仔山羊を残して行く、その運命のままに。ようやく溝から抜け出た仔山羊は、あてもなくさまよい、夜になり、大きな樅の木のもとで眠りにつく。

春、数百年も続く例年のピタの祭りの為に、村人がその大きな樅の木を切り倒しにやってくる。枝を切り払い、がっしりした幹を村へと運び出す。村の広場にこの木を立てるのだ。祭りが終わると、樅の木は炭焼きに売られて行く。

小さく刻まれ、組み上げられた樅の木の小山。それ自体が炉の役割を担う、その小山は藁と粘土に覆われて、点火され、煙を吐き出す。世代から世代への古くから伝えられる技術によって、生きている植物である木は、不活性の鉱物=人々の暮らしを支える木炭に生まれ変わる。 こうして人間、動物、植物、炭、4つの命はサークルを描き続ける。

スタッフ

監督・脚本:ミケランジェロ・フランマルティーノ

キャスト

ジュゼッペ・フーダ、ブルーノ・ティンパノ、ナザレノ・ティンパノ

製作国

イタリア=ドイツ=スイス

上映時間

88分

製作年

2010年

原題

LE QUATRO VOLTE

コピーライト

©Vivo film,Essential Filmproduktion,Invisibile Film,ventura film.

ジャンル

ヒューマンドラマ

言語

なし

作品公式サイト

http://www.zaziefilms.com/4inochi/

公開情報

2011/4/30 イメージフォーラムほかにてロードショー(配給:ザジフィルムズ)

上映素材

DVD

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